Dr.フー旅立つ! 10/2(Mon)日本 → シカゴ
インディアナより気力でレポート!
波乱の幕開け!自宅を出た時は

。思わず、ASKAの「はじまりはいつも雨」を口ずさむ♪
しかし、成田に着いた頃には雨も上がり、時おり晴れ間も(^^
定刻より20分遅れで無事に離陸。
機内夕食を済ませてから、さっそくプレゼン原稿のチェック。
最初の訪問先、インディアナでのプレゼン時間は10分。
12〜3分かかっていた原稿を少しずつカットして、何とか10分用の原稿を
完成させた。 ← って、もっと前もって終わらせておけ!(一人ツッコミ^^;
ビールとワインを程よく?飲みながら、音楽を聴いたりしているうちに
時間は過ぎていく。少々揺れたが、大きなトラブルもなく、約11時間のフライトを
終えてシカゴ到着。
ワッ!また雨。 やっぱり「はじまりはいつも雨」のメロディがグルグル
回りだす。 何だか天候に恵まれないな〜。チョッとイヤな感じ。
実は、このイヤな感じが不幸へのプロローグであった

シカゴ → インディアナ <最悪の旅>
インターナショナルからドメスティックへ移動して、AA(アメリカン エアライン)
にチェックイン。
生まれて初めてのファーストクラス。チケットは赤色。約1時間のフライトを
楽しむことにしよ〜。何だか嬉しい気分になっていた。 ← 単純です

さて、そろそろアナウンスされる頃。と思っていると「AA○○便は天候不良のため
キャンソー!」 うん?! もう一度耳を澄まして聞くと、やっぱり間違いない。
○○便は天候不良のため「キャンソー!」。 エーー!

するとあっという間に乗客たちが殺到。
急いで並んだが、前にはすでに30人くらいの長蛇の列。しかも、なかなか進まない。
って当たり前。みんな必死。時間もかかる。
で、出遅れた〜

並んでいるうちに、次の2便も相次いでキャンソー!(←キャンセルのことデス)
とのアナウンス(とどめを刺された〜)
ェェエーーー!

私ももちろん、今日中に移動が必要な乗客がたくさん。
みんな大事な仕事や用事があるから、苛立ちは隠せない。
AAのスタッフに罵声を投げかける人

や、中には絶望感のようにしゃがみ込んでしまう人

も。
あちこちで、携帯を手に何やら連絡を取り合う姿が沢山見られた。
UAは?インターコンチは? ノースはダメ? ←他の航空会社。
これって結構ピンチ? ← (でも、何とかなるさッて自分がいる)
1時間近く並んで、やっと自分の番。でもこの時には既に結果は出ていた。
「今のところ、今日中にインディアナに到着できる便は空いていません。」
「キャンセル待ちです。」 ← どうする?

どんなに交渉しても無駄だった

まあ、天気には勝てないな〜。
ちなみに、私達だけでなく他の便も沢山キャンソーされていて、どこの
サービスカウンターも沢山の人だかり。
み、み〜んなが困っていました(--
さて、みなさんがこのような状況だったらどうしますか?
私の頭の中は、とにかく今出来る事を優先順位を付けながら、必死で整理して
いました。
1.まずはダメ元で、キャンセル待ち。どの航空会社でもO.K!
2.今回のフェローシップの秘書(NYの本部)に携帯で電話。
現在の状況を伝える。
3.とりあえず、既に預けてある大きなバッケージを取り戻すために
Baggage service counterへ行く。← これ無いと、困ります(涙
4.空席が無い場合に備えて、シカゴでのホテルを手配してもらう。
5.翌日に備えて、チケットを確保する。
ホテルについては、30分後に秘書から確保したとの電話。
とりあえず、空港で泊まることは避けられた。 ←チョッと安堵感(^^
最悪、ホテルがダメな場合も考えて、シカゴに留学中の後輩に電話するも
留守電(-- ← 独身の女の子だから、所詮無理って話も。。。)
Baggage service counterに行くと、ここも長蛇の列。
1時間ほど並ぶ。受け取りチケットをもらって、もう一度AAカウンターへ。
ダメもとでもう一度、空席がないか聞いてみる。
ラッキー!!!

「21時半の最終便で1席空席が出ました〜♪」
「ヨッシャ〜!」 ← 思わず日本語炸裂!
インディアナに着くのは、23時45分(時差1時間)。
これで、何とか明日のカンファレンスには出れる〜♪
雨も止んでいる。
とにかく、このまま回復すれば今夜中にはインディアナに行けると
秘書に電話。
「大変だったけど、良かったね。」
「所詮、自然に比べたら人間なんてチッポケなもんです(^^;
自然には勝てません。」
なんて会話をして電話を切る。
しかしその後、ホントにチッポケである事を再認識することに
なろうとは、思いもしませんでした。。。← 超アマッ!
とんかく、21時半のフライトをひたすら待つ。
キャンセル待ちの方もいるので、人で溢れかえっていた。
日本人?誰もいません... チョッと寂しいかも。
しかし、天候は回復どことろか、ますます

脚は強くなり、
19時過ぎからはついに「

!」そして、みぞれ交じりの


。
テレビでシカゴストーム(Chicago Storm)だって。
これって、絶望的?
ギリギリまで待つというアナウンスを聞きながら、ほぼ可能性はゼロ
だなって。 ← ほぼ諦め状態。
殆どの人が、最後の希望を託して待っていたが、結局「キャンソー!」と
非情なアナウンス。
さすがに、グッと疲れがでた

仕方が無いので、翌日のチケットを確認すると、インディアナ行きは夕方の
6時半まで満席です。 ← 作戦ミスでした。。。早めに諦めて翌日の便を
抑えておくべきでした。
そして、何とかホテルももう一度予約する。
預けたBaggageは翌朝の便でインディアナで受け取ることに。
とにかく、翌日のチケットをとりあえず抑えてホテルへ。
喋る気力も失せていました。 ← 疲れはピーク。
ホテルにチェックイン後、NYの秘書を起して明日の件で連絡。
いろいろ作戦を練る。
そして、翌朝。
秘書から電話。時間は朝8時20分。
9時15分発の便は取れたよ!って。
まず、ミルウォーキーへ行って(AA便)、それから乗り換えてインディアナへ。
ちなみにこれは(MW:ミドルウエスト便)です。
「の・り・か・え」... 直行

なら1時間すこしなのに、3時間かけて行きます。
じ、時間がない!
慌ててタクシーに乗り込み、チップを弾んで飛ばさせる。
ギリギリ10分前にチケットカウンターへ。
す、すると。
ミルウォーキー行きはたった今、3時間のデレイ(遅れること)に
なったと。。。
さすがに、言葉をしないました...

でも、とにかく自分はアジア・環太平洋の代表。
何とか少しでも早くインディアナに!と気持ちを奮い立たせて
別の便をゲット。
結局、セントルイス経由で午後3時にインディアナに到着。
しかし、ここでまた悲劇が...
何回も確認したのに、大丈夫だって言ったのに。。。
私のBaggageが見つかりません。
スーツから着替え、ネクタイなどなど大切なものが沢山。
手元にあるのは、1日分の着替えとPC。そしてデジカメ。
いや〜。ハプニング続きです。
いきなり、英会話の実践練習。度胸もつきます(^^
結局、自宅を出てからインディアナに着くまで、丸2日かかりました。
そして、シカゴからインディアナまで実に28時間。
ちなみに本来なら1時間の距離です。
まあ、これも経験です。
ただ、悪い事ばかりではありません。
同じフェローのメンバーのアメリカ代表の二人が物凄くいい奴。
会ってすぐに打ち解けました。
ただ、心配なのはヨーロッパ代表のフェロー。
彼もシカゴまで来たらしいのですが、その後連絡が全くつかず。
インディアナにも来ていません。
大丈夫かな〜。 ← 辛い気持ちが良くわかるので、心配です。
いずれにしても、無事に元気?に生きています。
それにしても、Baggageは何処へ?
明日、とりあえず下着とYシャツ。ネクタイにスーツ。
一通り買い揃えないと。
明日は朝6時15分病院集合。
7時から手術4件。
夕方には次の場所。
ボストンに向かいます。
逆境には負けませんよ!
次回はボストンから。
気力でお送りします。
最後までお読みいただき有難うございました。
最後に応援クリック。お願いします。
↓ ↓
人気blogランキングへ